食生活|病気と食事の因果関係 押さえておきたい栄養・食生活の基礎知識
<2018年1月13日号> 健康寿命を延ばすには、何より病気にならないことが一番。では病気と食事とにはどんな因果関係があるのか。本稿ではその基礎知識をおさらいし、継続しやすい食習慣を紹介する。 厚生労働省の調査によれば、多くの世代で、病気の死因の1位は悪性新生物(がん)。それに心臓病や脳卒中が続く。がんには種類が複数あり、予防が可能ながんと、そうでないがんとがある。上図のような菌・ウイルス感染によるがんにはワクチン接種で予防できるものもある。それ以外は検診による早期発見が頼りだ。
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許斐 健太 :東洋経済 記者