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「上がり馬」は不利 東大HCが「春の実績馬」vs「夏の上がり馬」を分析

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SPAIA AI競馬

狙いは前走ダービー組

今週は土日に加え祝日の月曜も競馬が行われる3日間開催。目玉となるのは2つのトライアル競走、ローズSとセントライト記念だ。 【ローズステークス 2020予想】デアリングタクトに太刀打ちできる狙いの1頭(京大RC編) 先週の紫苑Sこそ勝利したマルターズディオサを中心に春の実績馬の活躍が目立ったものの、歴史を紐解くと夏に力をつけてきた上がり馬たちがトライアル競走で好走、勢いそのままに本番のGIもさらっていくストーリーを幾度も演じている。今週のテーマはトライアル競走における「春の実績馬」vs「夏の上がり馬」。過去のトライアル競走の結果を分析し、レースごとの性格を考察。それぞれの馬券戦略を組み立てていく(使用するデータは2000年~2019年)。 まずは東の菊花賞トライアル、セントライト記念を展望する。3歳春以前におけるGI出走経験別に成績を出すと、馬券圏内に入った数こそ互角も、好走率の差は歴然としている。回収率ベースでも経験あり組が単回88%・複回82%、経験なし組が単回57%・複回54%とあらばやはり前者を重視したくなる。 さらに今年の実績馬にとって心強いのは、GIからの直行となるローテーションを組んでいること。上記の経験あり組のうち前走GI以外の馬は【0-2-1-15】と不振で、前走GIでは【10-8-6-37】とさらに数字が上がる。中でも相性がいいのは前走ダービー組で、ダービーで6番人気以内に支持された馬に限定すると【5-3-2-3】と76.9%の複勝率を誇る。該当するサトノフラッグ、ヴァルコスのうち、信頼したいのは昨年ワールドプレミアで菊花賞を制した友道師が万全の態勢で送り出すヴァルコスか。 また出走なし組で気になるデータは前走GIII3着以内×サンデー系が【2-2-1-3】と走っていること(該当馬バビット)、前走芝2600m組が【0-1-0-20】と厳しいこと(該当馬リスペクト)だ。

リリーピュアハート、デゼルの社台勢に好データ

今年は中京芝2000mに舞台を変えるローズS。同コースでの施行は2006年以来14年ぶりとなる。競馬場だけでなく距離も変わるため一概に傾向をあてはめにくいが、同様にGI出走経験別成績を見ていくとセントライト記念ほどの確固たる差はないもののやはり実績馬が強い。セントライト記念との違いは連対数の多さで、過去20年で30連対(セントライト記念は21連対)と格の違いを見せている。同期間で経験あり組が1頭も連に絡まなかったケースは2002年の1例しかない。 まず経験あり組から買いたいのは社台レースホースの2頭。まずは青葉賞勝ち馬ヴァンキッシュランの全妹として期待を集めてきたリリーピュアハート。「実績馬×ディープ産駒」はローズSに滅法強く、2012年以降出走したレース全てで1頭以上が連対している。さらに前走オークス組で0.9秒以内差負け、継続騎乗となる馬は【3-2-0-1】と連対率8割超え。収得賞金が微妙なだけに喉から手が出るほど欲しい秋華賞の優先出走権(3着以内)を掴み取る渾身仕上げに期待だ。 オークスで2番人気に支持されながら11着と大敗したものの、直線の長い中京でスイートピーSの豪脚を再び見られそうなデゼル。騎乗する武豊騎手は経験あり×3番人気以内の騎乗馬で【3-1-1-1】と安定しており、唯一の着外も4着と崩れがない。3勝をいずれも距離が同じ阪神芝2000m時代に挙げているデータも心強く、単勝を厚く買いたいところ。 対照的に買い控えたいのはリアアメリアとウーマンズハート。かたやアルテミスS、かたや新潟2歳Sを快勝している素質馬だが、ローズSから直近の3走以上続けて馬券圏外に敗れた結果は重く、該当馬のうち前走オークス組は【0-1-0-10】。2頭と同じように2歳重賞で活躍したタムロチェリーやローブディサージュ、デンコウアンジュなどが着外に沈んでおり、データ的には推奨が難しい。

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