【過剰人気馬を斬る!】土曜中京8R・野路菊Sは1強ではなく一騎打ち 数字には表れない〝強さ〟に注目
日曜午前のユーチューブ生配信や、運動理論馬券でおなじみの岡本将孝記者が、当日のオッズを見て〝過剰人気馬〟をピックアップ。「前走2着はレベルが低かっただけ」「直前の雨は割引」「内枠でモマれると不安」などなど。独自の観点を持ち、JRAの全レース全馬分析も行っている岡本記者だからこそ分かる、オッズの〝ゆがみ〟を指摘します!
【土曜中京8R・野路菊S】
午前11時41分現在、エリキングが単勝1・4倍で圧倒的な1番人気。新馬戦(京都芝外1800メートル)を見る限り、いずれは重賞でもやれそうな馬だし、この馬自体に何も不満はない。ただ、ここは決して軽い相手ではないということ。 ジョバンニ(2番人気=3・6倍)のデビュー戦(小倉芝1800メートル)もなかなかのものだった。エリキングと同様、前走は加速ラップでのフィニッシュだったため、能力の比較は難しい。ただ、こちらはちょうどストライドが伸び切ったところがゴール。要するに、全く能力を出し切らないなかでの勝利であって、ペース次第で時計を大きく短縮してくるだろう。2頭はほぼ互角に映る。であれば、オッズ的にジョバンニのほうがおいしい。
岡本 将孝