【50代の不調ケア】睡眠障害を改善!「手もみ」ケアで体内時計を整え、眠りモード
日本では5人に1人が悩んでいると言われる睡眠障害。ストレスや不規則な生活、心身の不調と、原因は人それぞれ多岐にわたるが、心地よい眠りを手に入れたいときにもおすすめなのが「手もみ」ケア! 今回は睡眠障害に効果のある手の反射区ケアを英国ITEC認定リフレクソロジスト 市野さおりさんに教えてもらった。
家でのくつろぎタイムの新習慣に
睡眠障害は、体内時計を整え、体をほぐして眠りモードに。まず、頭部の疲れを癒し、三半規管への心地よい刺激で体内時計を整える。続いて、手首のストレッチで全身をほぐすことで、心身を眠りモードに導く。夜のリラックスタイムの新習慣に取り入れて。 ■親指の腹全体をほぐす 頭部の反射区である、手のひら側の親指の腹全体を、心地いい圧をかけてもみほぐす。
■三半規管の働きを調整 薬指の手のひら側、第二関節から下は三半規管とつながっている。ここをほぐして循環を促し、体内時計を整える。
■手のストレッチで全身の緊張をオフ 手首から手先までを、思いきり反らせて、手の関節をストレッチする。手全体をほぐすことで、こった全身をほぐすことになる。
■下半身の血流を促す 手首をギュッと握り、そこを支点に手を大きく回す。股関節、下半身リンパ節、婦人科系の反射区を刺激して、血流を促す。 就寝前のスマホチェックが習慣となっている方はすぐ手放して。手持無沙汰になった手を「手もみ」ケアにスイッチすることで心地良い眠りが得られるかも。ぜひ習慣化してすっきり目覚めの良い朝を迎えよう。 今回の話を伺った先生 市野さおりさん 看護師、英国ITEC認定リフレクソロジスト・アロマセラピスト。「コンフィアンサせき鍼灸院」でボディケアを行う。著書に『不調と美容のからだ地図』(日経BP)など 撮影/フルフォード海 構成・原文/山村浩子