伊クルーズ船、乗員感染91人に 長崎に停泊中、新たに43人確認
長崎市香焼町の三菱重工業長崎造船所に停泊中のイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」の乗員に新型コロナウイルス感染が拡大している問題で、長崎県は24日、新たに乗員43人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者は乗員計91人となった。県は全乗員を検査する方針で検体採取を続ける。 加藤勝信厚生労働相は同日、陰性と判明した外国籍の乗員は帰国することで調整していると明らかにした。一方、近くに停泊する別のクルーズ船2隻には、発熱症状がある乗員はいないとし「ウイルス検査をする予定はない」と述べた。