【巨人】途中交代の坂本は「正常ではなかった」原監督が『状態』説明
◇6日 巨人4X-3ヤクルト(東京ドーム) 劇的勝利の裏で非常に心配な事態が起こった。巨人の坂本勇人内野手は5回1死で3打席目が回ってきたところで、代打・湯浅が送られて交代した。それまで遊撃では好守の連続。5回無死一塁は素早い動きで4―6―3の併殺を完成させ、直後、山崎の三遊間へのゴロをうまい身のこなしでさばきアウトにしたが、何らかの異変が生じたもようだ。 原監督は試合後のテレビインタビューで「まだゲームが終わって、話をしていない」と断った上で、「正常ではなかったということですね」と説明。その後の取材対応でも「ちょっと正常ではなかったというところ」と繰り返した。 チームはサヨナラ勝ちでヤクルトの連続カード勝ち越しを「14」で止めた。同点で迎えた延長10回に先頭の八百板が粘って四球を選び、重信はバントで送って1死二塁。2死後に増田陸が四球。”途中出場組”がサヨナラ機を演出し、最後は吉川が左中間を破った。今季自責点ゼロのヤクルト・田口を攻略し、劇的な勝利を飾った。
中日スポーツ