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コロナ禍の今、災害で避難所生活を余儀なくされたら…欠かせない3つのアイテムとは?

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稲垣吾郎(月・火曜)、ハマ・オカモト(水・木曜)、吉田明世(月~木曜)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「THE TRAD」。9月1日(火)放送は、“防災の日”ということで、「大災害、そのときに……命を守る防災アクション」と題し、リスナーのみなさんとともに、どうすれば災害から命を守る行動がとれるかについて考えていきます。今回は、TOKYO FM報道情報センターの橋本記者に、災害が起きたときの「避難」について伺いました。

橋本:稲垣さんは、ご自身が住んでいるエリアの避難場所ってどこかご存知ですか? 稲垣:ちゃんとわかっていないのはよくないですね……。 橋本:自分がそのときどこにいるか、災害の種類によってもどこに避難すればいいのかが変わってくるんです。 吉田:雨なのか、地震なのかなどによっても違いますよね。 橋本:すぐに“避難所”が思い浮かびますが、避難とはそもそも「“難”を“避”ける」と書くように“自分の命をどうやったら守れるか”ということをまず考えていただきたいので、避難所に行かなくてもいい場合もあるんです。 ポイントとなるのが、そのときに自分がいる建物です。1981年以降の新しい耐震基準で建てられた建物であれば、倒壊の危険は低いと言われています。なので、すぐに移動するよりも、自分の身を守りながらしばらくその場で情報を集めたり、周りの様子を見たりして、どう行動するかを考えたほうがいいです。 一方で、自宅から出たほうがいいという場合ですが、地震のときは火災によって亡くなる人が多いと言われています。お住まいのエリアが木造密集地域だったり、建てられてからけっこう築年数が経っている建物にお住まいの場合は、建物の倒壊や、火災が広がったりする可能性があるので、まずは電気のブレーカーを落として、ガスの元栓を切ったうえで、避難所、もしくはお近くの頑丈で新しい建物に移動したほうがいいとされています。 また、水害の場合、高層の鉄筋マンションなどにお住まいの方は、そのまま「在宅避難」や、なるべく上の階や屋上などに逃げる「垂直避難」も最近では推奨されています。 そして、私はこういうときこそ「地域力」だと、個人的に思っています。近くの知人のお宅や高い建物、ホテルなどの施設に助けを求める。そして、避難が困難な人を受け入れる姿勢や体制を日頃からつくっておくことや、どうすればいいのかを考えておくことが、とても重要かなと思います。 橋本:台風は、事前に直撃のタイミングや雨や風の強さがわかるので、小まめに情報をチェックして、事前に避難を済ませておくということも1つの方法です。 吉田:自分のマンションや職場の建物がいつ建てられたものなのか、ちゃんと調べておくことが必要ですね。 稲垣:そうだね。危機管理ができていなくて、ぼんやりとしかイメージできていなかったかも。 橋本:次に、“いざ、避難所に避難する”というときに、なにを持っていったらいいかについてです。特に今は、新型コロナウイルスの感染も心配なので、マスク、アルコール消毒液、体温計、この3つは欠かせないと言われています。 稲垣:これは、今までの防災セットと言われるものに入っていないですよね。 橋本:ちなみに吉田さんは持って行きたいものなどはありますか? 吉田:水が止まってしまったときのために、流さなくてもできるトイレとか、そういった防災グッズは買ってあります。あとホイッスルも買っています。 稲垣:ホイッスルは大切だって言うよね。 吉田:ただ、しまい込んであるので「意味ないじゃん」と夫にはよく言われますね。「ちゃんと持ち歩いていないとダメだよ」って。 稲垣:防災グッズはリュックのなかに入れて玄関に置いてあるけど、普段から持ち歩くものも考えていかないと、だよね。 橋本:避難所については、各自治体でもコロナの状況下での大規模な訓練は難しいとされていますが、避難所の強化を進めています。1つの事例として、目黒区の防災課を取材したのですが、感染防止用テントの導入を始めたそうです。これは23区で初の取り組みです。2人で組み立てて3分もかからないテントで、マスクなどの素材にもなっている不織布という素材が使われています。 吉田:ちょっとした個室みたいになるんですね。 稲垣:プライバシーも守れるし、感染予防にもなるから安心感があるよね。 橋本:タテ・ヨコ・高さ2メートルくらいあるので1人に十分なスペースは確保されるテントなのですが、これは使い捨てテントになっていて、骨組みは残してテントの布部分を取り換える形で感染予防のために使用されるそうです。やはりコロナ禍で避難所生活が長引くと、ちょっと不安ですよね。 吉田:こういったものがどんどん普及していくといいですよね。 橋本:目黒区では、今年度中に38ヵ所ある区内すべての避難所に設置したいとしています。こういった取り組みが各自治体、全国にも広がっていくといいな、と思います。 (TOKYO FM「THE TRAD」2020年9月1日(火)放送より)

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