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菅内閣、16日発足 官房長官に加藤氏、河野氏は行政改革担当相に横滑り

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毎日新聞

 自民党の菅義偉総裁(71)は16日、臨時国会で第99代首相に選出される。菅氏はその後、直ちに組閣に着手し、同日中に自民、公明両党連立による菅内閣を発足させる。菅氏は閣僚人事で官房長官兼拉致問題担当相に加藤勝信厚生労働相(64)=竹下派=を起用する。河野太郎防衛相(57)=麻生派=を行政改革担当相に横滑りさせ、後任の防衛相に安倍晋三首相の実弟の岸信夫元副外相(61)=細田派=を初入閣させる。新設するデジタル担当相には平井卓也前IT担当相(62)=岸田派=を起用する。  16日午前の臨時閣議で第4次安倍再改造内閣は総辞職する。菅氏は同日午後、衆参両院本会議で行われる首相指名選挙で、首相に選出される。その後、首相官邸で公明党の山口那津男代表と党首会談を行い、組閣本部を設置。皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、新内閣が発足する。2025年の大阪・関西万博開催に向けて専任の万博担当相を新設するのに伴い、閣僚が1人増えて20人となる。  初入閣組は5人。岸氏のほか、万博担当相に井上信治元副環境相(50)=麻生派=を充てる。平沢勝栄・自民党広報本部長(75)=二階派=は復興相に起用する。野上浩太郎前官房副長官(53)=細田派=は農相に就任する。坂本哲志元副総務相(69)=石原派=は1億総活躍担当相に起用する。  加藤氏の後任の厚労相には田村憲久元厚労相(55)=石破派=が就く。上川陽子元法相(67)=岸田派=は法相に起用する方針で、14、17年に続き3度目の就任となる。小此木八郎元国家公安委員長(55)=無派閥=も再登板する。総務相には武田良太国家公安委員長(52)=二階派=を横滑りさせる。  第4次安倍再改造内閣に続く再任は、麻生太郎副総理兼財務相(79)=麻生派▽茂木敏充外相(64)=竹下派▽萩生田光一文部科学相(57)=細田派▽赤羽一嘉国土交通相(62)=公明党▽西村康稔経済再生担当相(57)=細田派▽橋本聖子五輪担当相(55)=細田派▽梶山弘志経済産業相(64)=無派閥▽小泉進次郎環境相(39)=無派閥――の8人。西村氏は引き続き、新型コロナウイルス対策も担当する。  官房副長官には坂井学元副財務相(55)=無派閥=を充てる。岡田直樹副長官(58)=細田派=は続投する。官僚トップの杉田和博官房副長官(79)も再任する。菅氏側近の和泉洋人首相補佐官(67)、北村滋国家安全保障局長(63)は再任する意向。今井尚哉首相補佐官兼秘書官(62)は内閣官房参与に充てる方針だ。  菅氏は15日の自民党総務会のあいさつで、新型コロナウイルスの感染拡大に言及し、「この危機を乗り越えて国民に信頼される政府を作り上げていきたい」と強調。「そのためには役所の縦割り、既得権益、そしてあしき前例主義を打破して規制改革を進めて働く内閣を作っていきたい」と述べた。【東久保逸夫、野間口陽】

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