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「志村さん、笑ってないよ…」ダチョウ倶楽部が見た喜劇役者の背中 生ゴミまで用意「ぜいたくなコント」

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国民的なコメディアン・志村けんさんの訃報(ふほう)から、約3カ月が経った。しかし、朝の連続テレビ小説『エール』では俳優として存在感を放っており、いまだに亡くなったとは信じがたい。同じ思いを抱いているのは、『志村けんのバカ殿様』に出演して以降、数々のコントで共演してきたダチョウ倶楽部の肥後克広さん(57)、寺門ジモンさん(57)、上島竜兵さん(59)。三人がコントの巨匠と出会ったのは20年以上前だった――。長い親交の中で感じた志村さんの「喜劇役者のすごさ」「人となり」について語ってもらった。(ライター・鈴木旭) 【画像】舞台の千秋楽で見せた素顔…ネタ作りでは寡黙、小道具も入念に確認 30年前の密着取材の写真も

突然決まった『バカ殿』のブッキング

――志村けんさんとの出会いは、プロレスラーの川田利明さんから上島さんに電話があったのがきっかけだったそうですね。これっていつ頃のお話ですか? 上島:もう20年以上前だよね。というのも、6月19日に放送された『さんまのまんま35周年SP』を見ていて、志村さんの初登場回が1997年になってたの。あれが正月特番だったから、その前年にはもう知り合ってることになりますね。 ――1997年1月に放送の『志村けんのバカ殿様』に初出演されたのは、知り合って間もない時期だったんですか! すごいスピードで決まったんですね。 上島:川田さんつながりで、何度か飲み会に誘ってもらったんですよ。そこで志村さんから「お前ら最近コントやってないだろ? 12月(に収録)のバカ殿に呼んでやるよ」とか言われてね。それが1996年の11月後半から12月の頭。普通はないんですよ、テレビの世界で1、2週間前とかにブッキングが決まるなんて。よくある社交辞令だと思ってたから、しばらくしてマネジャーに「『バカ殿』入りました!」って言われた時にはビックリしましたね。 寺門:『バカ殿』の収録をする少し前に、麻布十番で友人と食事をしていたら、同じお店に師匠(志村さん。以下も単独では同じ)もいらっしゃった。先に帰られるようだったので、ごあいさつに伺ったら、そこでも「『バカ殿』に出てもらうから」と言っていただいて。僕らが知らないうちに食事代も払ってくださっていてビックリしました。 肥後:僕らが誘われた当時のレギュラー陣って、芸人だと志村さんのお弟子さん(山崎まさやさん)のいる元ジョーダンズの二人とか、ごく限られていたんですよ。田代(まさし)さんや桑野(信義)さんは元ミュージシャンだし、そこに入れるとは思えなかった。出演が決まって始めの2、3回、僕ら三人は“殿を襲う忍者”の役で出ることになったんですよね。

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