2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
ニッポンのメーカーは世界から見たときにどれほどの力を持っているのか?ニッポンの企業の世界への影響力を徹底的に取材・分析した2013年の企画から、ギネスブックに載っている「日本のクルマの世界一」をピックアップ!(本稿は「ベストカー」2013年9月26日号に掲載した記事の再録版となります) 【画像ギャラリー】カローラ、ロードスター…… なんの世界一かわかります?ギネスブックに見る「日本のクルマ世界一」(3枚) 文:編集部
■世界で最も広範囲に販売されたクルマ トヨタ カローラ
ギネスの世界へようこそ!ってことで、日本車でギネスブックに掲載されている世界一なトピックスを追っていこう。まずは日本車の代表格で世界に誇れるビッグネーム、カローラから。 1966年の初代モデルデビュー以来、1968年から2001年まで33年間にわたり、初代フィットに破られるまで車名別の日本国内新車販売台数1位の座に君臨し続けた。 そのカローラは現在も世界140カ国以上で製造、販売されているクルマとしてギネスに登録されているのだ。 10代目カローラでは派生モデルはもとより、セダン系モデルだけでも日本や香港、マカオで販売される「カローラアクシオ」、中国市場専用の「カローラEX」、東南アジア市場専用の「カローラアルティス」が用意されていた。 現行モデルではヴィッツ系のBプラットフォームを使った「カローラアクシオ」が日本、香港、マカオで販売されているが、北米や欧州ではオーリスやプリウスと同じMCプラットフォームを使ったカローラが用意されており、同じモデルがオーストラリアや東南アジア、中国でも販売されている。 また、今年(※2013年)7月には全世界での販売台数4000万台に達して世界一になったことを祝い、中国の一汽トヨタで祝賀イベントが開かれている。
■世界一売れた2人乗り小型オープンスポーツカー
1989年4月に初代ユーノスロードスターが登場してから11年後となる2代目ロードスター時代の2000年5月、当時のレコードホルダーだった英国MGのMGBの51万2000台を抜き、初めて「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックに掲載。 その後、同じく2代目ロードスター時代の2004年に累計70万台を突破。3代目の現行ロードスターとなった2007年4月に累計80万台を突破し、さらに2011年2月にはついに生産累計90万台を突破。その都度、再度ギネスに世界一の記録更新を受けている。 4代目となる次期型ロードスターの時代には生産累計100万台を突破しているのは間違いないはず。 世界一売れているオープンスポーツとして、今後もロードスターはタイトルホルダーとしてギネスに君臨し続けてくれるだろう。