【ラグビー】明大3人脳震とう欠場も準々決勝へ「順調に回復」木戸主将、秋浜副将ら復帰見込み
<ラグビー全国大学選手権:明大50-17東海大>◇14日◇東京・秩父宮ラグビー場 昨季準優勝で6大会ぶり14度目の優勝を狙う明大(関東対抗戦3位)が東海大(関東リーグ戦3位)を50-17で破った。NO8木戸大士郎主将(4年=常翔学園)、CTB秋浜悠太副将(4年=桐蔭学園)、ロック佐藤大地(4年=国学院栃木)が脳振とうで欠場する危機を乗り越えた。 リーダー陣不在の影響か、序盤は小さなミスが相次いだ。前半15分には先制点を奪われた。22分のCTB伊藤龍之介(2年=国学院栃木)のトライをきっかけに反撃し、計8トライで圧倒した。 ゲーム主将を務めたフランカー福田大晟(4年=中部大春日丘)は、若いメンバー構成で「緊張もあった」としつつ「自分たちのやってきたことを信じて、一貫性を持って80分間戦えた。最終的にスコアで上回れたのでよかった」とほっとした。 神鳥裕之監督(50)は「少ない4年生がしっかりとチームを引っ張って、若いメンバーも貴重な経験ができた」と振り返った。 次戦は、22日に天理大(関西リーグ1位)との準々決勝に臨む。「順調に回復はしている。うまくいけば3人とも戻ってこられる」と見通しを明かした。【飯岡大暉】