坂本花織に露メディア皮肉の五輪金予想 「ロシア不在の恩恵でザギトワに続く偉業達成」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会で優勝した世界女王の坂本花織(シスメックス)に対し、ロシアメディアが皮肉をかました。 坂本はGP2連勝で、上位6人で争うGPファイナル(12月、北京)に進出した。絶好調の女王に対し、ロシアメディア「スポーツ・エクスプレス」は「日本、そして特に坂本はロシアのフィギュアスケートに対する規制の恩恵を受けている。才能はあるが、最も安定した選手とは言えないこの選手のキャリアは、ロシアの出場停止処分の後、2度目、いや3度目の後押しを受けた」とチクリ。 「現在、坂本がトップレベルの大会で無冠に終わったのはGPファイナルの1試合だけだ。そして今シーズンの北京で、彼女はついにこれをなし遂げる予感がある。となれば2026年、ザギトワに続いて、坂本もグランドスラムを達成するかもしれない。何しろ、彼女には目に見えるライバルがいないのだから」と2026年ミラノ・コルディナダンペッツォ五輪で金メダルを獲得し、アリーナ・ザギトワ(ロシア)同様、五輪、GPファイナル、世界選手権、四大陸選手権(欧州選手権)優勝を実現すると予測した。 国際舞台復帰に長期戦の構えのようだ。
東スポWEB