ねるねるねるねを自動でテーレッテレーする装置が開発 粉を全力で混ぜすぎてしまう不器用ながんばりやさん
知育菓子「ねるねるねるね」を自動で練ってくれる、「ねるねるねるねをねる装置」が開発されました。製作者は以前「ペヤングを自動で湯切りしてくれる装置」で話題を呼んだ、ものづくりYouTuberのボンバータミオさん。着眼点がさすがです。 【動画】おならのくささを数値化できる装置 粉を練ると色が変わってふくらむ、ねるねるねるね作りをほぼ機械に任せる試み。まずは規定量の水を入れたトレイと、2種類の粉とトッピングのキャンディーをセット。起動するとトレイがゆったりとせり上がり、練りの準備に入ります。 すると、粉の入ったカップが傾いてトレイにイン。プロペラ状のかき混ぜ棒が高速回転し、力強く練りまくります。勢い余ってけっこうな量の粉が飛び散るのは気にしないスタイル。 最後にキャンディーを入れると、装置はトレイを下降。テレビCMでおなじみ「テーレッテレー!」のジングルとともに、完成品をユーザーに提供します。全工程がロボットアニメのバンクシーン的なロマンにあふれていて、楽しく食べられそう。 デモ動画は「粉めっちゃ飛び散ってる」「最後のテーレッテレーに腹筋全部持ってかれた」などと笑いを呼び、広く拡散。「回転数を抑えてみては」「混ぜるときにフタをできないものか」といった改善案も寄せられ、スレッドをにぎわせています。 編集部はボンバータミオさんに、開発の詳細を聞きました。 ―― 製作期間と費用を教えてください ボンバータミオ 1週間ほどチマチマ作っていました。おそらく、トータルで20時間くらいですかね。製作費は2万円ほどかかっています。 ―― 装置で練ったねるねるねるねのお味はいかがでしたか? ボンバータミオ 器の端っこまで混ざり切っておらず、粉っぽい部分もありましたが……まぁそれはそれで食感に変化があっておいしかったです。短所は長所です。 ―― 今後の改良点などあれば教えてください ボンバータミオ 水のセットも自動化したいです。手間を減らせるよう。粉を何回分か貯蔵し、残量が少しになったらスマホに通知するシステムも考えています。 ボンバータミオさんはYouTubeチャンネルで、ねるねるねるねをねる装置のフルバージョン動画を公開。ほかにもおならのくささを数値化できる装置など、さまざまな発明品を披露しています。
ねとらぼ