<徳川家康>「どうする家康」で松本潤も仲間入り 大河“家康俳優”に個性豊かな名優ずらり!
2023年のNHK大河ドラマのタイトルが「どうする家康」に決まり、松本潤さんが主人公・徳川家康を演じることが先日、発表された。ドラマは、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く、ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作になるという。ここでは、織田信長、豊臣秀吉と並ぶ「三英傑」の一人で、戦国時代を舞台にした大河ドラマに欠かせない徳川家康を、松本さんより前に演じた、大河“家康俳優”をおさらいする。 【写真特集】「麒麟がくる」は残り3回! “本能寺ゲージ”上がりまくりの光秀殴打シーンも? 今夜の放送では…見逃せない!!
◇近年の戦国大河で家康を演じたのは… “41年ぶり2度目”の寺尾聰も
1963年に始まったNHK大河ドラマで、“戦国もの”とされるのは、放送中の「麒麟(きりん)がくる」を含めて20作。2月14日に始まる次回作「青天を衝(つ)け」は幕末から近現代、2022年放送の「鎌倉殿の13人」は平安末期から鎌倉時代にかけてが舞台のため、「どうする家康」は21作目の戦国大河となる。
「麒麟がくる」では風間俊介さんが、“まだ何も成し遂げていない”青年期から家康を演じ、話題となっているが、その一つ前の戦国大河が2017年の「おんな城主 直虎」。このときは阿部サダヲさんが、まだまだ気弱な中間管理職的な悩める家康を、持ち前のコミカルさと愛嬌(あいきょう)で体現し、好評を博した。
「直虎」の前年の2016年の戦国大河「真田丸」にも家康はもちろん登場。同役を務めたのは内野聖陽さんで、主人公の真田幸村(信繁、堺雅人さん)の“最大最強の宿敵”でありながら、臆病で慎重な性格が強調された家康も、まだまだ記憶に新しいところ。
また2010年代では、2014年の「軍師官兵衛」に寺尾聰さんが、1973年の「国盗り物語」以来、41年ぶり2度目の家康役で出演したことも話題になった。
◇“家康俳優”と聞いて思い浮かべるのは? そうそうたる顔ぶれ…
寺尾さんと同じく大河ドラマで2度にわたって家康を演じたのが津川雅彦さんだ。作品は、1987年の「独眼竜政宗」と2000年の「葵 徳川三代」。“家康俳優”と聞いて、津川さんのことを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。