茶谷七尾市長 当選後に送った文書について説明
北陸朝日放送
七尾市の茶谷義隆市長が当選後、 公職選挙法で禁じられている「当選礼状」と受け取られかねない文書を関係団体に郵送していた問題で、 茶谷市長は「法令違反には当たらない」と釈明しました。 2024年10月の七尾市長選挙で茶谷義隆市長は再選を果たしました。 11月22日に官公庁や報道機関、金融機関などに宛てて 当選を知らせる文書496通を郵送、このうち45通が七尾市内に送られています。 文書には「多くの方々の力強いご支援と温かいご厚情を賜り」という文言が 記されています。 公職選挙法では、事後買収などの恐れがあるとして 選挙後には有権者にお礼やあいさつ目的の文書を配布することを原則禁じていて、 この内容が法令に抵触するのではないかと問題になっていました。 こうした状況を受け、10日に七尾市議会の全員協議会が開かれ、 茶谷市長が説明しました。 また文書は公費約5万5000円を使って郵送されていましたが、 市長に返還する考えはなく、今後同じような文書を郵送する場合は 誤解をまねかないよう注意するとしています。