九州・沖縄で「住み続けたい街」1位は沖縄・北谷町…トップ3を沖縄県が独占
大東建託は、九州・沖縄の居住者を対象に調べた2024年の「住み続けたい街ランキング」を発表した。1位は沖縄県北谷(ちゃたん)町で、トップ5は沖縄、福岡両県内の自治体が占めた。
北谷町は、米軍基地の一部が返還された後、商業施設の集積や住宅開発が進み、生活の利便性が上がっている。2位は沖縄県嘉手納町、3位は同県北中城村だった。トップ3を沖縄県内の自治体が占めたことについて、大東建託の担当者は「地域社会のつながりの強さも要因になっている」と分析した。
4位は福岡市中央区で、九州最大の繁華街・天神を抱えるほか、市地下鉄やバスといった交通手段も充実していることが支持された。5位は福岡県福津市だった。
調査は20年から行っており、今年は2~3月にインターネットで実施し、1万9969人が回答した。「今住んでいる街に、ずっと住んでいたいと思うか」を5段階で評価してもらい、過去5年分のデータを集計して順位を付けた。