“自己肯定感を高めてくれる”韓国ドラマ3選 自分が嫌いになってしまう日のお供に
一生懸命頑張っているのに報われなくて苦しい日、誰にも理解されていないみたいで孤独な日、自信を無くして自分が嫌いになってしまう日…。生きていれば、そんな日々が幾度となく訪れるもの。そんな時に、ありのままの自分を受け止めてくれて、背中を押してくれるような、自己肯定感を高めてくれる韓国ドラマをご紹介。明日はきっと心が晴れるように願いを込めて。(文=ヨシン) 【写真】“自己肯定感を高めてくれる”韓国ドラマ一覧 ■「自分らしく生きていい」と思わせるドラマ 自然と笑顔になって元気が出るドラマ『サム・マイウェイ~恋の一発逆転!~』。“友達以上恋人未満”の20年来の幼なじみのコ・ドンマン(パク・ソジュン)とチェ・エラ(キム・ジウォン)が繰り広げる物語は、テンポよく楽しめる王道のラブコメ要素だけでなく、諦めた夢にもう一度向かっていく若者たちの成長も見どころです。 30歳手前になっても本当にやりたいことができずに、もどかしく、しがない毎日を過ごす二人。そこに契機が訪れ、ドンマンは格闘技、エラはアナウンサーの夢を再び追いかけます。ドラマを見ていると、どれだけ時間がかかっても、何度失敗しても、諦めないことでいつかは報われる、そんな日がくると信じたくなる。けれども、苦しみや悔しさで押し潰されそうになった時、泣きたい時は我慢するより素直に泣ける方がカッコいいじゃない、と肩の荷をスッと降ろしてくれるのが本作の魅力。“大切な人を受け止められるように、自分にも他人にも優しくありたい”と気持ちに余裕ができた気分にもさせてくれます。 また、“恋人以上結婚未満”のキム・ジュマン(アン・ジェホン)とペク・ソリ(ソン・ハユン)のサブカップルにも、現実的な問題を一緒に悩んで解決していくリアル感があり、みんなそれぞれの道を自分らしく生きていいんだと思わせてくれます。 ※商品情報は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください
■盛りだくさんで飽きずに楽しめる 「今のあなたは誰よりも立派です」と自信を持たせてくれるのは、『椿の花咲く頃』。偏見の目で見られながら生きてきたオ・ドンベク(コン・ヒョジン)が8歳の息子を連れてやってきた田舎町で、絶対的な愛を捧げながら隣でいつも応援してくれる警察官ファン・ヨンシク(カン・ハヌル)と出会い、これまでの人生が変わっていくラブロマンス…と思いきや、コメディーやサスペンスまで盛りだくさんで飽きずに楽しめるドラマです。 脇役には『サイコだけど大丈夫』で主人公の兄役を務めたオ・ジョンセ、『愛の不時着』で北朝鮮の人民班長役にふんしたキム・ソニョンなど個性派ぞろいの俳優たちが笑いとともに笑顔を取り戻させてくれるので、落ち込んでいた気持ちが一気に吹き飛んでしまいそう。それでいて、力強く温かいメッセージを届けてくれます。すでにもう、毎日奇跡を起こしている私たちに寄り添って応援してくれるので、最後までじっくりと心を癒してくれます。 第56回百想芸術大賞のテレビ部門大賞をはじめ、出演俳優陣も数々の賞を受賞した本作。脚本は『サム・マイウェイ~恋の一発逆転!~』と同じイム・サンチュンなので、併せて観賞するのもおすすめです。