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初優勝記念! 深浦康市NHK杯の軌跡

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第69回NHK杯は、出場27回目の深浦康市(ふかうら・こういち)九段が初優勝を果たしました。初戦となった近藤誠也六段(当時)との対局を振り返っていただきました。 * * * ■弟子と同年代の若手と対戦 辛抱実り難敵撃破 ――初戦(2回戦)となった近藤誠也六段(当時)戦からうかがいます。まずは近藤六段の棋風をお聞かせください。 居飛車党本格派です。順位戦で順調に昇級を重ね、B級1組まで上がってきました。研究会の代打によく来てくれて、弟子の佐々木大地と同年代なので、常に注目している棋士のひとりです。 ――人柄はいかがでしょう? 穏やかな好青年。競馬が趣味だそうで、聞いたときには驚いた記憶があります。 ――本局で印象に残っている場面は? 先手が▲3五飛(1図)とさばいてきたところですね。予定では△3四歩▲3九飛△6二金とするつもりで、▲6六角の飛香両取りには△8一飛と引いてぴったり受かっています。 ――実戦は△3三歩と低く受けました。 具体的な順があったわけではないのですが、△3四歩は嫌な予感がしました。初戦でもありましたし、若手との対戦では浮わついた一手が悪手になるという苦い経験をたくさんしています。自陣が整うまでは手堅い手段を選び、辛抱しようと決めました。その後に攻めがうまくいき優勢になりましたが、パンチ力のある相手なので最後まで緊張感がありました。 ※決勝戦までの振り返りはテキストでお楽しみください。 ※肩書はテキスト掲載当時のものです。 ■『NHK将棋講座』2020年7月号より

NHK出版

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