錦糸町で「すみだファミリーフェス」 子育て世代の交流促進目指して
国内クラフトビールやシードル、地域の食文化を楽しむイベント「すみだファミリーフェスティバル」が11月3日、大横川親水公園「長崎橋跡イベント広場」(墨田区錦糸1)で行われる。(すみだ経済新聞) 【写真】「すみだファミリーフェスティバル実行委員会」のメンバー 「地域の活性化と子育て世代の交流促進」を目的に、厳選された国内クラフトビールとシードルを味わいながら、子どもと一緒に楽しめるワークショップや、キッチンカーグルメを堪能できる同イベント。 両国国技館通り商店会「セカンドストリート」のメンバーで、老舗ビアバーの「麦酒倶楽部ポパイ」やウイスキーとシードルの専門店「TASTING MARKET」、オーガニックショップ「ANGEL PATRONAGE」が企画。区内でイベントを企画・運営する「タグ・エー」がサポートしている 実行委員会メンバーで「ANGEL PATRONAGE」の牧野裕美子さんは「イベントを企画したきっかけはママ友との『子どもだけでなく、親も一緒に楽しめる場所やイベントが欲しい』という会話。子ども向けイベントは、子どもが楽しむことに特化しているケースが多い。親も一緒に楽しめるイベントコンテンツを提供することで、親子の共通体験や過ごす時間、会話が増えるのではと考えた」と話す。 クラフトビールブースでは、「麦酒倶楽部ポパイ」が自社工場「両国麦酒研究所」のビールや、定番のスタイルから希少まで20種類以上の国内のクラフトビールを提供。シードルブースでは「TASTING MARKET」が、甘口から辛口までバラエティー豊かなこだわりのシードルを用意する。 ワークショップブースでは、LEDライトキャンドルやレーザー彫刻などの多彩なワークショップが体験できるほか、墨田区を中心に活動する「日本わくわくキッズ実行委員会」がキッズワークショップを行う。 ステージでは、歌手の高橋秀幸さんとギターリストの上田隆文さんが、「ヒーロー戦隊シリーズ」スペシャルLIVEを行うほか、地元のキッズダンススクールのダンスパフォーマンスやフラダンス、タヒチアンダンス、ベリーダンスなどを披露する。 牧野さんは「交通の利便性とコロナ対策・子育て施策が評価されるなどして、墨田区の人口は毎年増加し、2023年には28万人を突破した。イベントをきっかけにして、区外の方にも墨田区の魅力を知ってもらうことで、新しい地域交流やにぎわいを創出できれば」と期待を寄せる。 開催時間は11時~18時。入場無料。買い物やワークショップの参加には、共通チケットが必要。トーキョーサイダーチケット=1,000円、スーパードライチケット=2,000円、クラフトビールチケット=3,000円。プレゼント付の前売り券も販売中。
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