【F1】〝角田裕毅推し〟のマルコ博士 まさかの昇格後ろ向き発言「継続性と安定性が欠けている」
F1のRBに所属する角田裕毅(24)が親チームであるレッドブルへの昇格争いが佳境を迎える中で、角田を擁護してきた重鎮ヘルムート・マルコ博士がまさかのダメ出しを行った。 セルジオ・ペレスの衰えに伴って、レッドブルではドライバーの交代論が沸騰。角田は同僚のリアム・ローソンやフランコ・コラピント(ウィリアムズ)などとともに、後任の有力候補に挙がっている。 そうした中で、角田の最大の理解者であったマルコ博士による酷評が物議を醸している。オーストリア紙「クライネ・ツァイトゥング」で、マルコ博士は角田について「彼はブラジルとラスベガスで2つの非常に良いレースを披露した」と高く評価。 その一方で「残念ながら、彼はその前にブラジルで2つの愚かなミスを犯した。ユウキにはスピードがあるが、継続性と安定性が欠けている」と厳しく指摘した。そして「彼にとってうまくいく時は、とてもうまくいく」と安定性の向上を求めた。 オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「角田の将来、そしてペレス、角田のチームメートであるローソンの将来は、アブダビ・グランプリ(GP)後の月曜日(12月9日)に行われるレッドブルの上級管理職会議で決定される予定だ」と伝えた。 運命を左右するレッドブルの緊急会議を前に、マルコ博士による〝手のひら返し〟は、角田にとって逆風となりそうだ。
東スポWEB