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穴だらけにもなった!倒産したブガッティに残されたEB110の行方

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octane.jp

1995年、ブガッティは倒産しても、EB110は必ずしも終焉を迎えたわけではなかった。生産途中だった車両、そして工場に在庫されていたパーツの多くは、ドイツのダウアー・レーシングによって買い取られた。ダウアー・レーシングは1990年代初頭、ポルシェ962ベースの公道仕様車6台を製作したことで有名だった。 穴だらけにもなった!倒産したブガッティに残されたEB110(写真3点) また、1994年、ル・マン24時間レースにおいて当時、物議をかもしたGT1カテゴリーにおいて優勝を飾った。そして、2001年には「ダウアーEB110」が発表された。"オリジナル"のEB110がアルミ製ボディだったのに対し、ダウアーEB110ではボディパネルもカーボンで製作。これにより230kgの重量削減を実現した。また、ダウアーは3.5リッターV12エンジンにも手直しを加え、ターボチャージャーの空気流入量を増やすことに成功し、最高出力は654psへとパワーアップを果たした。また、オプションとしてスポーツエグゾーストとECUの書き換えを用意し、最高出力714psにも達した。0-96km/h 加速は3.3秒だ。   最も過激なEB110は元ブガッティのエンジニアたちが設立したBエンジニアリングが手掛けたエドニスだろう。EB110SSをベースにボアアップして排気量を3760ccに拡大、ターボチャージャーは大型のもの2基へと変えられた。公称最高出力は690ps。4WDシステムは取り外されて後輪駆動となった。また、ボディパネルはダウアー・レーシング同様、カーボンファイバーとなった。その独特なスタイルをイギリスの自動車雑誌『EVO』では「ボディパネルはクーリングダクトと化したようだ」と記されたほど、穴だらけになった。   Bエンジニアリングは、カーボンタブをブガッティ同様、エアロスパシアルに発注し、21台を生産すると発表した。ただ、生産されたのか否か、何台が生産されたのかは不明だ。なお、2006年時点でも新車オーダーを受け付けていた。

Octane Japan 編集部

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