GMOペイメントゲートウェイが本人確認機能「Verifyサービス」の提供開始。決済前の不正ログイン・なりすまし防止につなげる
GMOペイメントゲートウェイは、オンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」の新たなオプション機能として、本人確認機能「Verifyサービス」の提供を開始した。 ■ 決済前の本人確認で、不正ログイン・なりすまし防止につなげる 「Verifyサービス」は、導入事業者が決済前に本人確認を行えるサービス。GMOペイメントゲートウェイが独自に開発したエンドユーザー向け多要素認証機能を活用している。 「Verifyサービス」では、ユーザーだけが把握しているパスワードや秘密の質問といった知識情報、スマートフォンやICカードなどの所持情報を組み合わせて、Webサイトへの会員登録時、ログイン認証時、属性情報変更時など任意のタイミングで多要素認証する。
EC事業者などは「Verifyサービス」を利用することで、不正アクセスの抑止につなげられるという。また、決済を伴うECサイトなどでは取引前に本人確認ができるため、不正利用取引のリスク低減、決済承認率向上が期待できるという。
第1弾として、電話番号へのワンタイムパスワードを通知するSMS認証を10月29日から本格始動する。そに先駆けて、9月25日からテスト環境での利用申込受付をスタートした。SMS認証により見込めるメリットは次の通り。 □ 不正ログイン・なりすましの予防 ID・パスワードに加え、ワンタイムパスワードの入力を求めて認証を行う。 ・既存会員のクレジットカード情報といった個人情報の窃取防止 ・窃取されたクレジットカード情報の不正利用、チャージバックなどの金銭的リスクを回避 □ アカウントの複数登録の予防 1電話番号1アカウントとし、SMS認証を用いて正しい番号を確認する。
・会員登録クーポン、ポイントなどを複数入手されることによる、意図しない値下げを回避 ・複数アカウントを用いた抽選商品の複数回申込みを回避