市村正親、井上八千代ら「金閣寺音舞台」で観客を魅了
12685通の中から選ばれた観客を魅了
京都・奈良の名刹で「東洋と西洋の出会い」をテーマに開催する音楽イベント「金閣寺音舞台」が9日夜、京都市の金閣寺で行われ、市村正親やサラ・オレインら豪華アーティストが、12685通の応募から抽選で選ばれた200人の観客を魅了した。 浜村淳「ありがとう」50年を目指す
MBSが1989年から開催している「音舞台」
このイベント「音舞台」はMBS毎日放送が1989年から行っているもので、今回で30回目の公演に。今まで18か所の名刹で、国内外160組を超えるアーティストが出演してきたが、金閣寺は2007年以来、4回目の公演になるという。 冒頭では、京舞井上流五世家元で人間国宝の井上八千代が登場し、地歌「残月」に合わせ、切なさや愛情を感じる舞を披露。そして3オクターブを越える音域で聴く人を魅了する、オーストラリア出身のサラ・オレインが白いドレス姿で舟に乗って登場し「大いなる世界」を歌い上げた。
市村正親「オペラ座の怪人」からメドレー披露
続いて市村正親が和装で登場し、ミュージカル「オペラ座の怪人」より「Music of the Night」や「Stars」「Sunrise, Sunset ありのままの私」をメドレーで披露、観客はその美声に酔いしれた。 最後に市村が「音舞台にお越し頂き、まことにありがとうございます。共に過ごしたこの時が、皆様の胸に光を灯せたでしょうか? この素晴らしく美しい世界がいつまでも続きますように。今日はこれでお別れしたいと思います。ありがとうございました」と出演者をステージに誘導し、出演者がステージ上に一堂に会し観客は惜しみない拍手を送った。 この模様は、10月8日深夜0時半からMBS系全国ネットで放送される予定。