橋下徹氏、国民・玉木代表と不倫の元グラドル巡る発言に女性陣から集中砲火 26歳女子アナ「センスない」痛烈指摘
橋下氏が真意を説明「女性だけ仕事がないっていうのは…」
元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏が11日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。不倫報道で役職停止3か月の処分を受けた国民民主党・玉木雄一郎代表の相手で元グラビアアイドルの女性について「仕事がなくなるのはどうなのか。国民民主党で雇えば」と発言。進行の同局・橋本和花子アナウンサーから「センスない」と指摘されるなど、女性陣から怒りの集中砲火を浴びた。 【写真】玉木代表の不倫相手の姿 MCの青木源太アナウンサーが玉木氏の処分を説明した後、「一方でお相手の女性は現状どうなってるのか」と振り、橋本アナが「2019年から高松市の観光大使を務めていたんですが、市によると、現在の事情を確認して、今後の対応については相談中だということです」と伝えた。SNSはすべて削除されたという。 橋下氏は「ちょうど(玉木氏の)スキャンダルが出たその日に、夕方の(カンテレ)『newsランナー』でちょっと対談をさせてもらったんですけど、僕はですよ、“不倫問題は家族間の問題なので、奥さんと、お子さんとかしっかり話し合いをしてもらって。当事者の女性とも。そこで解決できるんだったら、政治はしっかり頑張ってくださいね”って玉木さんには言いました」と明かした。 直後に「それと同時に、玉木さんの相手となった女性の方の仕事が、完全になくなってしまうってことになると、かたや玉木さんの方は代表を続けてもらいたいから、頑張ってもらいたいけど、女性の方の仕事(だけ)がなくなるのは問題なのかなと思って」とコメントし、「だから国民民主党の幹部の人に”この女性の仕事を守るためにも、国民民主党で職員として雇うべきじゃないか”って言ったんですよ」と告白。 「単にお金を渡すんじゃなくて。仕事ができる能力があるってことを前提に(党で)雇うべきじゃないかって、思ったんだけど……」と付け足すも、変な空気を察した。ここで入社4年目、26歳の橋本アナが「“国民民主党で”っていうのは、ちょっとごめんなさい。センスないんじゃないですか」と厳しく斬り込んだ。 解説の加藤さゆりデスクも「妻の立場だったら、またさらに(夫と)近づくわけですよね。近くにいることになりません? それってどんだけ禊(みそぎ)が終わったといえ、モヤモヤしますし」と続き、橋本アナは「同じコミュニティーにいる人にとっては迷惑な話じゃないですか」と疑問視。加藤デスクが「国民民主の党員の人ももしかしたら、これだけ党に傷をつけたスキャンダルの当事者たちが同じ場所にいるっていい気がしないと思いますけど」と二の矢を放つと、橋下氏は「ということなんですよ、青木さん」と早くも逃げ腰に。 ここで街の女性のインタビューが流されたが、「冗談ですかね? 仕事用意してあげた方がいいと思うけど、風当たりきついですよね」「こんな大きなところで雇うとか、大きな話にしていうのは全然考え違いっていうか、橋下さんが本当に女性のことを考えてるようにはちょっと思わない」「やめといたら。奥さんに失礼」「(不倫相手と)同じ職場でってことですよね。無理かも、それは」などと否定の意見ばかり。VTR終わりで青木アナは「橋下さん、集中砲火です」と声をかけ、橋下氏は「言わない方が良かったかな」とぼやいた。 青木アナから改めて「スタジオの女性陣、街の声を聞いてもかなり厳しいものがありましたが」と言われた橋下氏は、「一般の私人だったら、そんなのダメですよ。不倫相手の女性をまたこっちで雇うとかね。ただ、政党でしょ? 玉木さんが相手の女性も一国民で、そこの仕事から生活から全部サポートするのが政党ということだったら、玉木さんだけ代表(続投)で女性だけ仕事がないっていうのは政党としてどうなんだって思うんだけど」と思いを明かした。 青木アナは「報道があったときから、橋下さんは相手の女性がこのまま仕事を失ってしまうことは避けなければいけないとおっしゃってましたよね」と一貫して女性の立場を考えているとフォロー。橋下氏は「そこを“国民民主党で”って言うと、(2人の)距離がどうなんだって話があるかもわかんないですけど」と口にした後、「妻には“国民民主党なんか絶対ダメだよ”って言いますよ。そりゃ」と発言した。 橋本アナが「言ってることを変えてるんですか?」とつっこむと、橋下氏は「いやいや、これは公の話として考えないといけない。私人としてのいろんな感情は抜きにして、女性の仕事のところは何らかの配慮が必要。国民民主党で雇うかは別にして」とまとめた。さらに、「世間的に、一般の社会が、この女性が玉木さんと不倫をしたからということだけで”もう仕事なしで”(というの)はやめてあげてほしいと思いますね。そこは別って言うことで」と訴えた。 青木アナが「珍しく橋下さんがきょうは責められましたね」と言うと、橋本アナは「いつもはすごく勉強になるんですけど。この話は街の声の話を借りると“冗談”でいいんですか」とコメント。橋下氏は「問題提起。ちゃんと仕事はやってほしいなっていう」と返した。 また、番組のテロップで元純烈の小田井涼平とともに“恐妻家”と表示された橋下氏は「あのテロップは間違いなんで」と2人で抗議した。タレントのLiLiCoを妻に持つ小田井が「恐妻家の字が違います。妻に興味があると書いて“興妻家”です」と訂正すると、「まさにその通り」と同意。橋下氏は「興味だけじゃない。愛情もあります」と力を込めた。
ENCOUNT編集部