Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

圧倒的強さで首位に立つ巨人 独走態勢の裏にドラフト下位指名、育成出身選手の存在

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
ベースボールチャンネル

 新型コロナウイルスの影響による日程延期を経て、6月19日に開幕を迎えたプロ野球。120試合制で行われる今シーズンも、すでに後半戦へ突入している。セ・リーグは読売ジャイアンツが首位を独走。リーグ連覇に向け、着実と歩を進めている。 【読売ジャイアンツ(巨人)】2020年度、支配下選手・育成選手・監督・コーチングスタッフ一覧  圧倒的強さを誇る巨人だが、今シーズンはドラフト下位指名、育成出身選手の活躍が目立つ。中でも特に貴重な働きを見せる6選手を紹介していきたい。(今季成績は9月17日終了時点)

高卒2年目・戸郷征翔とリリーフで活躍見せる3人の左投手

 先発投手として大活躍を見せているのが、ドラフト6位入団の高卒2年目、戸郷征翔投手だ。戸郷はルーキーイヤーの昨季、リーグ優勝のかかった試合で初登板初先発。異例の一軍デビューからも期待の高さがうかがえる。背番号を「13」に変更した今季は、150キロ超の速球と、独特な軌道のカットボールを武器に先発ローテーション入りを果たすと、ここまで7勝をマーク。規定投球回未満ながら防御率2.37、投球回を上回る三振を奪うなど圧巻の投球で、セ・リーグ新人王の筆頭候補に挙げられている。  リリーフとして活躍する3投手も、チームに欠かせない戦力となっている。まずは、ドラフト7位入団の大卒5年目、中川皓太投手だ。中川は、2018年オフにサイドスロー気味の投球フォームに転向すると、昨季はリリーフとして一軍に定着。16試合連続無失点を記録するなど安定した投球を見せ、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。オフにはWBSCプレミア12の日本代表にも選出され、世界一を経験。さらなる活躍が期待される今季は、主にセットアッパーとして2勝6セーブ12ホールド、防御率0.93と抜群の安定感でチームを支えている。  続いて、ドラフト9位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した社会人出身の4年目、高梨雄平投手だ。高梨は、左のサイドスローから繰り出す曲がりの大きいスライダーを武器に、ルーキーイヤーから活躍。2年目の2018年にはリリーフとして70試合に登板し、オフには日米野球の日本代表にも選出された。昨季も活躍を見せたが、今季は開幕一軍を逃すと、以降も一軍登板はなく、7月14日に巨人へのトレード移籍が発表された。移籍後は、鬱憤を晴らすかのような投球を続け、15試合連続無失点を記録するなど、勝ちパターンの一角に定着。右打者に対しても苦手意識はなく、1勝2セーブ12ホールド、防御率0.86と期待以上の活躍を見せている。  そして、今季頭角を表しているのが、ドラフト6位入団の高卒4年目、大江竜聖投手だ。大江は、3年目の昨季にリリーフとして開幕一軍を掴んだが、結果は残せず二軍降格。悔しさの残るシーズンとなった。今季は、開幕延期となった期間でサイドスロー転向を決断。開幕一軍とはならなかったが、投球フォームの変更が功を奏し、7月24日に一軍昇格後は、中川、高梨に次ぐ左のリリーフとして様々な場面で登板を重ね、ここまで2勝7ホールド、防御率2.08をマークしている。 戸郷翔征 右投右打 聖心ウルスラ高 2018年ドラフト6位 今季成績 11試合(64回2/3)、7勝3敗、72奪三振、防御率2.37 通算成績 13試合(73回1/3)、8勝3敗、83奪三振、防御率2.33 中川皓太 左投左打 広島・山陽高-東海大 2015年ドラフト7位 今季成績 30試合(29回)、2勝1敗6セーブ12ホールド、21奪三振、防御率0.93 通算成績 147試合(158回1/2)、7勝4敗23セーブ32ホールド、147奪三振、防御率3.18 高梨雄平 左投左打 川越東高-早稲田大-JX-ENEOS 2016年ドラフト9位 今季成績 24試合(21回)、1勝2セーブ12ホールド、21奪三振、防御率0.86 通算成績 188試合(144回)、5勝5敗3セーブ56ホールド、163奪三振、防御率1.75 大江竜聖 左投左打 二松学舎大付高 2016年ドラフト6位 今季成績 24試合(21回2/3)、2勝7ホールド、21奪三振、防御率2.08 通算成績 32試合(32回1/3)、2勝8ホールド、28奪三振、防御率3.62

【関連記事】