スマホで簡単 キレイに紅葉撮影 “達人”に教わる見違えるコツ
机に反射する美しい紅葉。今、京都は紅葉のピークを迎えています。この美しさをスマートフォンに閉じ込めたい。きれいに撮る方法を達人に聞いてきました。 【画像】スマホ撮影3つのポイント 紅葉の後ろに立つと…木に包まれるような写真に
■鮮やかに机に映える紅葉「反射」
秋の京都に、息を飲むような景色がありました。赤、黄色、緑。木々が織りなす鮮やかなグラデーションが大きな机に映り込みます。まるで自然が描いた一枚の絵画のようです。静けさの中、時間を忘れさせてくれます。 観光客(関東から) 「(Q.紅葉は見頃?)ちょうど見頃でした」 「朝いちは良い」 「すごい」 「すばらしかった」 「一度は見たい」 一生に一度は見たい、この場所は比叡山のふもとにたたずむ瑠璃光院。庭では、色づいた葉と青々としたコケを木漏れ日が柔らかく照らします。 「紅葉の反射」は、寺の2階からの眺め。2階にある机にカメラを置いてみると、目の前の景色が反射され、より幻想的な世界がつくりだされます。 紅葉がピークの時期は、拝観が予約制になります。混雑を避けられるのもうれしいポイントです。 京都・宇治からの夫婦 「朝いちの予約を取った」 「きれい。あそこ行くと落ち着ける。建物自体も古いが何ともいえない」 夫婦が悩んでいたのは撮影のやり方。 妻 「とりあえず周りの人がきれいに撮っているのをまねした」 「色んな角度で撮った」 夫 「僕の場合、適当にとりあえず(撮る)。良いものだけ残す」 旅の思い出は、美しく写真に収めたいもの。そこで、スマホ達人に紅葉の撮り方を聞きました。
■“達人”に教わる見違えるコツ
スマホなど電子部品を手掛ける「京セラ」の清水知康さん。 清水さん 「私はもともと写真を撮るのが好きでして…」 趣味のカメラは会社ナンバーワンの腕前。SNSに清水さんが撮影したいくつもの紅葉を投稿しています。 スマホ撮影が誰でもうまくなる3つのコツがあるといいます。 やって来たのは嵐山の名所・常寂光寺。本堂に続く石段をおよそ200本の紅葉のアーチがお出迎え。本堂では、周囲を紅葉した木々が彩ります。 観光客 「(Q.写真は撮とった?)はい」 「(Q.ばっちり?)ばっちりではない。思ったのと違う」 達人が、まずアドバイスしたのが…。 清水さん 「紅葉だけを撮るなら、横向きで撮るのがおすすめ」