能登の道具で茶会 11月24日、閑清庵で
茶の湯文化学会金沢例会は11月24日、金沢市文化ホールの閑清庵で、能登半島災害復興チャリティー茶会(北國新聞社後援)を開く。能登を中心に石川ゆかりの道具を会員らが持ち寄り、茶会を通して能登を応援する気持ちを醸成し、茶の湯者としての思いを届ける。 当日は秦慧昭禅師が總持寺でしたためた軸のほか、珠洲焼の花入れ、輪島塗の炉縁や棗(なつめ)などを用いる。茶碗は能登復興を祈る二代開発文七さんの作や輪島の乾漆の品などがそろう。 全6席を設け、野村美術館長の谷晃さんが席入り前に講話する。参加費は3千円。日本画家の平木孝志金沢学院大特任教授、今西恵子さん、漫画家の波津彬子さんら会員が作品をチャリティー出品する。