２０３０年Ｗ杯はモロッコ・ポルトガル・スペインが共催、３４年はサウジアラビア…ＦＩＦＡ決定
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は１１日、オンラインで臨時総会を開き、２０３０年ワールドカップ（Ｗ杯）はモロッコ、ポルトガル、スペインの共催、３４年Ｗ杯はサウジアラビアの単独開催とすることを正式決定した。加盟国・地域の出席者らは、両大会の開催地を決める手続きで画面越しに拍手を送り、賛成の意志を示した。
３０年大会は、１９３０年の第１回大会が開催されたウルグアイにアルゼンチン、パラグアイを加えた南米３か国でも開幕戦などを行う計画。２０３４年大会は、アジアでは０２年日韓大会、２２年カタール大会に続く３度目となる。２２年大会と同様に気温の高い夏場を避けて、開催される見通しとなっている。
次回の２６年大会は、米国、カナダ、メキシコの共催で行われ、出場チーム数が１６増の４８となることが決まっている。（パリ支局 平地一紀）
