看護師専門学校の募集停止・閉校へ 少子化などで定員割れ続く JA新潟厚生連佐渡看護専門学校 《新潟》
佐渡島内で唯一の看護師養成所となっているJA新潟厚生連佐渡看護専門学校は12日、2026年度からの新入生募集はせず、2027年度末で閉校すると発表しました。 看護専門学校を運営するJA新潟厚生連によりますと、学生の募集停止については少子化や4年生大学の看護学科新設などの影響により募集定員割れ状態が続くなどし、経営が悪化したことなどが要因ということです。 佐渡看護専門学校は3年制で、1年生から3年生まで現在46人が在籍しているということです。 これまで募集定員は40人としてきましたが定員割れが続き、ことしから定員を25人に減らしたものの、入学者は10人で定員に達していませんでした。 閉校までの教育体制はこれまでと変わらないということです。 運営するJA新潟厚生連をめぐっては厳しい経営環境にあって、看護専門学校の閉校についても経営改善取り組みの一環とみられています。