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宮大工に若い力 今春高校卒業の大島の安元さん 六家神社(高岡)の新築支える

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北日本新聞

 老朽化に伴い建て替えられる高岡市六家の六家神社で21日、上棟式があり、今春高校を卒業して大工になった安元将太朗さん(18)=射水市赤井・大島=が職人の一人として神事を担った。伝統工法の担い手が少なくなる中、匠(たくみ)の技に憧れて宮大工の世界に飛び込んだ若者が、初めての晴れ舞台に立った。  安元さんは幼い頃から手で物を作ることが好きで、高岡工芸高校で建築を学んだ。住宅メーカーで働くことも考えたが「伝統を引き継ぎたい」という思いが強く、宮大工になる道を模索。寺社建築を得意とするとなみ野建築(砺波市安川)の平井健司代表(49)が、知人を通じて安元さんの思いを知り、採用が決まった。  となみ野建築が請け負った六家神社の新築現場で、安元さんは先輩に教わりながら一から技術を身に付けた。平井代表は「大工は経験が全て。いきなり神社の新築に関わることができたのは幸運だった」と話す。将来は自ら図面を書き、木を選び、職人を采配する棟りょうになってほしいとエールを送る。安元さんは少しずつ任される仕事が増え、屋根板の張り付けを担当するまでになった。「仕事のスピードも精度もまだまだ。早く一人前になりたい」と意気込む。自分で設計した建物を手掛けるという夢に向かって修業を続ける。 (浜田泰輔)

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