「避難勧告」出たらどうする? 仙台では避難わずか1%未満
いざというときパニックにならないために
「避難勧告」が出たときに住民が「避難すべきかどうか」を判断する基準として、市災害対策本部は「日頃から自分の住む家をハザードマップで確認し、どのくらいの危険がある場所なのかを確認しておく」必要性を指摘する。国土交通省のハザードマップポータルサイトでは、自分の住む場所の土砂災害や洪水、津波などの危険性を示すハザードマップを検索することができる。いざ発令されたときにパニックにならないよう、普段から住んでいる地域のどこにどのような危険性があるかを把握し、避難所への安全な道のりを考え、いざというときには自己判断ですぐに避難できる準備が大切だ。市災害対策本部の担当者は「その場所の危険性は地元の人が一番よくわかると思う。地元の人が危険だと判断した場合には、市の避難勧告が出る前でも避難を開始してほしい」と話し、各自が防災意識を高く持つ必要性を強調した。 (安藤歩美/THE EAST TIMES)