東京拘置所で「矯正展」 確定死刑囚らが暮らす“閉ざされた塀”の中で行われるイベントとは?【10月5日開催】
居室模型の展示も
さらに、「地域共生もわれわれの使命」と語る担当者。ステージイベントでは、近隣にある綾瀬中学校や地元楽団による吹奏楽演奏も披露される。 また、刑務官の職務演習や、篤志面接委員(悩みごとの相談・助言などを通して受刑者に寄り添うボランティア)でもある落語家・古今亭菊千代さんのお噺(はなし)なども見ることができるという。 矯正広報・性格検査体験ブースでは、刑事施設の現状や刑務作業の様子がパネル展示などで紹介されるほか、被収容者が生活する居室の模型も展示。性格検査体験では、被収容者の資質鑑別をしている法務技官による性格検査を受けることができる(内容は一般向けのもの)。 「昨年は天候に恵まれず来場者数が6400人ほどにとどまりましたが、今年は新型コロナ以前の内容までボリュームアップして開催します。より多くの方に足を運んでいただき、矯正施設に対する理解を深めたいです」(担当者) ■ 第11回 東京拘置所矯正展 ~「まち」とともに~ 開催日時:2024年10月5日(土) 9時30分~15時 ※9時開場 開催場所:東京拘置所(東京都葛飾区小菅1-35-1) アクセス:東京メトロ千代田線・綾瀬駅(西口)徒歩15分、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)小菅駅徒歩5分 ※駐車場なし
弁護士JP編集部