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【巨人】直江大輔にプロ初白星権利目前の降板指令 近未来を見据えるからこその原采配…高橋由伸の眼

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スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ公式戦 巨人10ー3広島(21日、東京D)  プロ初勝利を狙い3度目の先発に臨んだ2年目右腕の直江大輔投手(20)だったが、勝利投手の権利目前の5回1死から四球、死球と制球が乱れたところで交代を命じられた。 【ハイライト動画】直江の降板シーンも  スポーツ報知評論家の高橋由伸氏は、この原監督の采配を「納得」とした上で将来、同期入団で今季7勝を挙げている戸郷翔征投手(20)との「2本軸」を期待するからこその采配と分析した。  * * * *  近い将来を見据えて、非情に徹したのだろう。原監督の判断は当然、納得できた。プロ初勝利の権利目前の5回1死一、二塁で直江を代えた。5回に入って球威は落ち、抜けた球も増えていた。目をつむれば乗り切った可能性もある。しかし「こんなもんじゃ、まだまだ勝てないぞ!」とでも言わんばかりのメッセージを感じた。  初回、真っすぐが高めに浮いて一発を浴びた。驚いたのは、ここからの修正力。抑えが効かないからフォークを使い始めた。ストライクも取れるし、空振りも奪える。相手打者の意識が高まり、真っすぐに詰まりだした。ほぼ、この2種類で広島打線を抑えた。悪いなりの術があり、どの球種も良い曲がり、キレがあった。立ち上がりと5回に課題を残すも、現時点では十分。近未来、戸郷との2本軸に考えているはずだ。  育つ環境下でもある。“野手が投手を育てる”とも言うが、直江には坂本、丸、岡本を軸とする強力な打線がいる。失点しても奪い返してくれるから、思い切って投げることができるのだ。広島が16年から3連覇したが「いつでも点を取ってやるぞ」という雰囲気があった。岡田、薮田をはじめとした若い投手が、怖いものなしで投げてきた。  この日の降板から、直江がどう成長するか。次回に注目したい。(スポーツ報知評論家)

報知新聞社

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