米倉涼子、完結編で大門未知子にお別れ「悔いはない」 主演映画『劇場版ドクターX』初日舞台あいさつ
女優の米倉涼子(49)が6日、東京都内で主演映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)の初日舞台あいさつに共演の内田有紀(49)、岸部一徳(77)、遠藤憲一(63)、勝村政信(61)らと出席した。2012年にスタートしたテレビ朝日系人気ドラマシリーズの完結編。「私、失敗しないので」の決めゼリフで活躍する、天才外科医・大門未知子役の米倉は「全力投球して作った。悔いはないです」と笑顔を浮かべ、10年以上演じた当たり役に別れを告げた。 米倉はこの日、華やかな黒いドレス姿で登場。家族のような間柄の”チームドクターX”が勢ぞろいし「みんなと会える日が来なくなっちゃうのは少しさみしい」と本音を交えつつ、「皆さんにお会いして映画にすることができてうれしく思ってます」とあらためて感謝を述べた。
壇上では、ファイナルにちなんで新しく挑戦したいことも言及。全力投球した撮影を踏まえ「もっともっと全力投球、真っ向勝負できる俳優になりたい」と決意を新たに。未知子の師匠で岸部演じる神原晶の「私の誇りよ」といったセリフを思い出すと目には涙が浮かび、「人として誇りに思ってもらえる人格、人でありたい」と誓って場内から拍手が響いた。 また12年の感謝を込めて、16日から札幌、名古屋、大阪、福岡、東京をめぐる全国ツアーの舞台あいさつが決定。9日に公式ホームページで詳細が発表される予定で、米倉は「12年間のお礼と劇場版を見てくれたお礼をしたい」と呼びかけた。 この日は、共演の今田美桜(27)、染谷将太(32)、「なにわ男子」の西畑大吾(27)も登壇した。
中日スポーツ