企業や自治体のDX推進 NTT東日本、コンサル支援へ新会社
NTT東日本は24日、デジタルトランスフォーメーション(DX、デジタル変革)を目指す自治体や中小企業向けのコンサルティングを行う新会社「NTT DXパートナー」を設立すると発表した。デジタルを活用した事業変革の支援やクラウドを活用したデジタル基盤の構築のほか、業務や顧客データの分析を後押しする。設立は今月31日の予定。 社長には、NTT東の矢野信二副社長が就任予定。資本金は4億9000万円で、NTT東が100%出資する。 新会社は、NTT東が培ってきたICT(情報通信技術)のノウハウなどを生かし、DX推進に向けたコンサルと、デジタル基盤やシステムの実装までを共創型で支援するのが狙い。業務や顧客データの収集・分析やDX人材育成などにも取り組む。 オンラインで記者会見した矢野氏は「DXは中堅中小企業や自体体の喫緊の課題。地域のデジタル化を加速させたい」と意気込んだ。2025年度単年度の収益100億円を目指す。
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