奈良がFW酒井達磨と契約更新、今季は1月に右ヒザ重傷で出場機会激減「当たり前にサッカーできることがどれだけ幸せなことか」
奈良クラブは11日、FW酒井達磨(28)との契約更新を発表した。 酒井は松江シティFC、ヴィアティン三重、FCマルヤス岡崎でプレーした後、昨シーズンから奈良に完全移籍で加入。自身初となるJリーグでの舞台で、明治安田J3リーグ35試合9得点を記録していた。 しかし、今シーズンは今年1月のトレーニングで右ヒザ関節前十字じん帯断裂及び右ヒザ関節外側半月板損傷の重傷を負うことに。シーズンの大半を欠場し、J3リーグ5試合1得点の成績に留まった。 それでも、奈良との契約更新が発表された酒井は、クラブを通じてコメントしている。 「今シーズンもたくさんのご支援ご声援本当にありがとうございました!2025シーズンも奈良クラブファミリーの皆様と共に戦うことができます。28歳にして2度目の膝の手術。当たり前にサッカーできることがどれだけ幸せなことか改めて感じました」 「この年齢になってくると毎年のように一緒に戦ってきた仲間の中に引退の決断をする選手がいます。僕のライバルであり同い年のような後輩、塩谷仁が引退リリースでこんなことを言ってました。『夢は逃げない、逃げるのはいつも自分』だと。僕はこの言葉がしっくりきました。彼には人の心を動かす力があります。僕も動かされている 1 人です」 「自分が目標とした夢は逃げません。何かのせいにしてできない言い訳を作って夢に向かって努力してないだけ。努力すれば必ず叶うわけではないけど夢を叶える人はみんな努力しています」 「来シーズン、小さな努力を日々積み重ねて自分たちの目標であるJ2昇格を必ず掴み取りに行きたいと思います。そして、僕自身もチームメイトや試合を見にきてくださる方々の心を動かすことのできる選手になります」 「苦しい 1 年を乗り越えた経験を糧にして奈良クラブをさらに成長させていきます。チームが少しでも良くなるよう自分の持てる力を全て出し切って必ず良いシーズンにすることを約束します。来シーズンも共に戦ってください。vamos!!!」
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