壇蜜の疑問「子どもを産む予定がなければ、足立区に住めないの?」 LGBTで“足立区が滅ぶ”発言の区議に反論
タレント壇蜜(39)が11日、TBS系の情報番組「サンデー・ジャポン」に出演。東京都の足立区議が、LGBTなどの性的少数者について「法律で守られているじゃないか、なんていうような話になれば、足立区は滅んでしまう」と発言したことに対して、「私は女の子も好きです。だから何が悪いんだという感じです」と話した。 番組では足立区の白石正輝区議(78)が9月25日の区議会で「L(レズビアン)とG(ゲイ)が足立区に完全に広がってしまったら、子どもが1人も生まれない」「LだってGだって、法律で守られているじゃないか、なんていうような話になれば、足立区は滅んでしまう」と発言したことを特集。「人権を軽視している」や「差別的だ」などの批判が集まる中、壇蜜も反論した。 壇蜜は「見てきた家族で比較的、多かった事例が彼(区議)の中の普通だと思う。時代が変わって、みんなが納得する、みんながちょっとの我慢で深い納得が得られるのが普通。私は男の人と結婚して、彼(区議)のいう普通かもしれないけれど、私が子どもを産む予定がないとなれば、普通じゃなくて、もう足立区に住めない。荒川区に行かなきゃいけないとなる」と首をかしげた。 タレント鈴木紗理奈(43)も「少子化とLGBTは全く関係がない。少子化問題でやるべきことは、産みたい人、産める人の支援で、全員に産め、じゃない。みんな自由に生きる権利がある」と話した。
中日スポーツ