4.3再開を目指すJリーグが固めた「選手に陽性反応者が出た場合」の対応マニュアルとは?
こうした状況を受けて、村井チェアマンは約1500人を数える、J3までを含めたすべてのJリーガーへ映像によるメッセージを届けることも明かしている。 「ピークを開幕へ向けて準備してきたなかで延期、延期と続き、フィジカルコンディションを維持するのもメンタルを維持するのも大変な状況が続いているので。再開されたとしても例年にない過密日程になることが想定されるので、ここでしっかりと身体を作っておいてください、そして家族を含めて新型コロナウイルスに向き合ってください、と伝えるつもりです」 新たな再開目標として4月3日が設定された。万が一、選手から感染者が出た場合の対応策を定めながら、提言の第6章で記された「観客の入場を前提とした試合開催について」の各条件のなかで、サーモメーターや消毒薬などの確保やスタジアムの環境整備、そしてクラブに関わる全関係者への啓発など、Jリーグとしてできる作業を事務局とJクラブが車の両輪と化して前へ進めていく。 (文責・藤江直人/スポーツライター)