最高額は玉置浩二の6万5000円…芸能人ディナーショーにも押し寄せる“値上げラッシュの波”
聖子はチケット、宿泊プランも即完売
“ディナーショーの女王”と呼ばれる松田聖子は5万2000円。 「6人や8人がけの“テーブル売り”をしていた時期もあり、数十万円のチケットセットが即完売。神田正輝さんと結婚していたころは“夫が来ています”と紹介したことも。プライベートを見せてくれるんです」 一定の数が見込めるので、ホテルとしてもありがたい。 「毎年のことですが、松田聖子さんは勢いがすごいです。チケットだけの販売も、宿泊とセットになったプランも両方が完売しました」(ニューオータニ大阪) 聖子と“縁の深い”郷ひろみは、昨年から1000円値上げして5万円。 「受け付けを始めて翌日には完売しました。郷さんは本当に人気が高いアーティストの1人です」(帝国ホテル大阪)
倖田來未は、デビュー25年にして初のディナーショーに挑戦。 「倖田さんは初めてにもかかわらず、予約はすぐに埋まってしまいました」(ニューオータニ東京) 初ディナーショーは5万円という価格で勝負する。 「この年代のアーティストは、ホールや野外など、もっとキャパが大きいところでコンサートを開催します。ディナーショーは、アーティストもファンも、もっと上の年代が多いんです。今回はお試し価格で、どれだけの集客力があるかを見極めるのでしょう」(川内さん、以下同)
のりピーは昨年から2万円も値上げ
石丸幹二、工藤静香は1000円、前川清、大黒摩季は3000円の値上げ。そんな中で酒井法子は賭けに出た! 「ホテルではなく、酒井さんの持ち込み企画だそう。昨年の3万5000円から今回は5万5000円と2万円も上がったのは、新しく『SS席』を導入したからです。“特典付き”ということですが、通常はディナーショーでお土産が付くことはありません。考えられるのは、握手をするとか一緒に写真を撮るとかですかね」 『SS席』の特典内容について酒井の所属事務所に問い合わせると、業務提携をしているという会社から返信があったが、 「仕事が立て込んでおり回答を戻せずでした。申し訳ありません」 とのこと。行ってみてのお楽しみか。 デビュー15周年の三山ひろしも、2万8000円から3万8000円に。爆上がりには、やむを得ない事情があったらしい。三山の所属事務所に値上げの経緯を聞いた。 「昨年の会場だった『大阪新阪急ホテル』は改装中のため使えません。今年の夏に『大阪新阪急ホテル』で最後のさよならディナーショーを開いています。系列ということで、今回は『ホテル阪神大阪』で実施することになりました」