大坂なおみ 全豪OP3度目の16強、難敵ジャバーに苦しむも圧巻のストレート勝ち<女子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は12日、女子シングルス3回戦が行われ、第3シードの大坂なおみが第27シードのO・ジャバー(チュニジア)を6-3,6-2のストレートで破り、2019年以来2年ぶり3度目のベスト16進出を果たした。 【大坂 なおみら全豪OP対戦表】 1回戦で世界ランク39位のA・パブリュチェンコワ(ロシア)、2回戦で元世界ランク4位のC・ガルシア(フランス)をストレートで下していた大坂。 この試合の序盤はサービスのリターンでドロップショットを放つジャバーに翻弄されるも、ストロークを左右に打ち分け徐々に主導権を獲得。すると第6ゲームでこの日初めてのブレークに成功する。直後の第7ゲームでブレークバックを許すも第8・第9ゲームを連取し第1セットを先取した。 第2セットではフォアハンドのリターンエースを決め第3ゲームでブレーク。その後も流れを渡さなかった大坂が、第7ゲームで再びブレークを奪い勝負を決めた。 2019年以来2年ぶり2度目の全豪オープン制覇を狙う大坂は4回戦で、第14シードのG・ムグルサ(スペイン)と対戦する。両者は初の顔合わせ。ムグルサは3回戦で世界ランク83位のZ・ディアス(カザフスタン)をストレート下しての勝ち上がり。