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立花恵理、緊張と感動の映画初出演「恐れず飛び込んでいきたい」:インタビュー

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 女優・モデルとして活躍する立花恵理が初出演を飾った映画、『人数の町』が公開となった。本作は若手実力派・中村倫也の主演最新作で、立花は中村演じる主人公・蒼山に「町」のルールを教える謎の美女役として、存在感ある好演を披露している。一筋縄ではいかない新感覚のディストピア・ミステリーという異質の世界観の中で、観る者の視線を集める。  立花は、2013年開催の「ViVi30周年記念専属モデルオーディション」に出場してグランプリを獲得、同年「ViVi」の専属モデルとして活動を始めるが、女優としての活動はここ最近になってからだ。「2年半くらい前までは思いが足りていなかったのですが、だんだんと心から演技をする人の魅力に気づいた時に、その表現を自分でも挑戦してみたいと思うようになったんです」と演技に覚醒した彼女に、初出演の映画のこと、好きな音楽のこと、今の心境などを聞いた。【取材・撮影=鴇田崇】

映画初出演、緊張と感動

――今回の作品は一風変わった作風だと思いますが、完成した映画を観ていかがでしたでしょうか?  実は映画の出演が初めてだったので、撮影した映像を時間をおいて観ることも初めてで、観る前はすごく緊張しました。鑑賞中もドキドキしながら観ていましたが、自分が演じていた時の記憶と、その場その場で目撃していた場面とが、すべてつながった映像を観て本当に感動しました。 ――自分が出ていないシーンは、初めて観るわけですからね。  自分たち演じる側が作ったものに製作の方たちが手を加えていった最終形を観たら、みんなで作ったものだなと実感ができて、うれしくて感動しました。早くみなさんに観てもらいたいという気持ちにもなりました。 ――演じられた末永緑という女性について教えてください。  緑は、映画をご覧になるとわかると思うのですが、けっこうぶっ飛んでいる感じです。心が壊れているのですが、人数の町という世界が異様で独特なので、そこに完全にマッチしている人です。全体的に人数の町にいる人たちは個性的ではあるのですが、自分の意思みたいなものを失っちゃっているのかなと思っていて、その上で町に依存して生きているんです。 ――思考停止などという表現もありますが、自分を見失った果ての人々ですよね。  彼女もそのひとりであり、現実の世界で自分というものを持って生きられなかったから、拠りどころがなくて。あの町に流れ着いたと思うんです。この映画の中では気が強そうにみえますが本当は弱い人。人間みな誰しも弱いところを持っていると思うので、弱いことが悪いこととは思わないのですが、自分自身を肯定できなかった、自分を持つことができなくて流れ着いた人なのかなと思っています。

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