固定資産税を安くする3つの方法って?
「固定資産税、もう少し安くならないかな」「土地や家が欲しいけど固定資産税が気になるな」と思った経験はありませんか? ご安心ください、そんな固定資産税を安くするための3つの方法をお教えします。
そもそも固定資産税はどう決まる?
固定資産税は土地や建物の所有(または保有)について発生する税金であり、総務大臣の定める「固定資産評価基準」に基づいて算出された課税標準額(土地の場合)や課税台帳に登録されている価格(建物の場合)に1.4%の税率をかけて算出されます。 つまり、単純に考えれば課税標準となる金額と1.4%の税率を引き下げることができれば固定資産税が安くなるということになります。
固定資産税を安くする方法1 軽減措置の適用を受ける
固定資産税には土地と建物ともに一定の軽減措置が用意されています。軽減措置を受けることが固定資産税を安くする方法の1つです。 例えば土地であれば、上に建物を建てて住宅用地の特例を受ける。いっそ農地に転用して一般的な土地より安い税率を受けられるようにすることなどが挙げられます。 建物であれば、一定の省エネ改修工事をした際に減税を受けられる「省エネ改修促進税制」や耐震リフォームを実施した際に減税を受けられる「耐震改修促進税制」などが利用できます。 軽減措置の中には一定期間までに申請しなければ適用できないものもあります。軽減措置の利用を考えている場合は該当するものがあるかといった観点だけでなく、申請方法や期限などについても確認しておいてください。 既に軽減措置を受けていると思っても、正しく適用されていなかったり、正しく計算されていないことがあるため、軽減措置の適用を受けている場合も本当に正しく適用されているか確認しておくべきです。
固定資産税を安くする方法2 正しい評価価格であるか調査する
通知されてくる固定資産税の価格が必ずしも適正であるとは限りません。例えば、土地の固定資産税は面積に応じて高くなるのですが、昔から所有者が変わっていないような土地は、正しい面積が把握されていないこともあります。面積を測り直したら固定資産税が少し安くなるということもあります。 お持ちの土地や建物について固定資産税が高すぎるのではないかと感じたときは一度調査をすることをおすすめします。