地元の大舞台は初出場 伸び盛りの28歳「大きな舞台で活躍したい気持ち強くなった」来秋の東京世界陸上切符へ意欲【福岡国際マラソン】
来年9月の世界選手権東京大会の男子マラソン代表選考会を兼ねる福岡国際マラソン2024(12月1日・福岡市・平和台陸上競技場発着)に出場する有力選手が29日、福岡市内で記者会見に臨んだ。 ■ピンクのユニホームで快走するドルーリー朱瑛里【写真】 福岡・九州国際大付高、法大出身で本大会初出場の28歳の土井大輔(黒崎播磨)は「地元の方々に成長した姿を見せたい」と意気込んだ。今年2月の大阪マラソンで自己ベストの2時間6分54秒をマークして5位に入った。「状態は今シーズンで一番いい。(タイムより)勝負に徹し、自分の力を出し切ってゴールしたい」と力走を宣言。「(9位だった)昨年のMGCを経験して、大きな舞台で活躍したい気持ちが強くなった」と世界選手権切符への意欲を示した。 ケニア出身で2大会連続3度目の優勝を狙うマイケル・ギザエ(スズキ)は福岡第一高出身。「何度も走って慣れたコース。連覇を目指して頑張る」と語った。(山崎清文)
西日本新聞社