【純金融資産1億円以上の富裕層】日本に何パーセント存在する?「ホンモノのお金持ち」だけの2つの共通点
【富裕層】ホンモノのお金持ちに共通するマインド《その1》
筆者が見てきた「ホンモノのお金持ち」たちには、お金の使い方に、特徴的な共通点がありました。 ●必要と感じた出費は惜しみなく。不要な出費は少額たりとも許さない 「富裕層」という響きに対して、「湯水のごとくお金を使う」といったイメージを持つ人もいるでしょう。でも、「ホンモノのお金持ち」は、価値がないと判断した対象に対しては、たとえ少額であってもお金を使わないというポリシーを持つ人が多い印象があります。 その反面、「価値を感じた対象」には、惜しむことなくお金を使う傾向がありました。旅行や読書など、教養や趣味に関連する支出や、スポーツジムや人間ドックなど心身の健康に繋がる支出などがその例でしょう。 趣味や教養は「学び」に繋がり、心身の健康とともに、豊かな人生と健全な暮らしを作る礎となります。こうした自己投資が、プライベートライフの充実、さらにはビジネスの成功に繋がるための手段となり得るのかもしれません。
【富裕層】ホンモノのお金持ちに共通するマインド《その2》
さらに支出だけでなく「お金を増やすこと」への意欲と意識が高いことも、ホンモノのお金持ちたちに共通する特徴です。 ●お金を増やすことへの意欲と意識が高い 先ほど触れた「自己投資」とも関連しますが、富裕層は「手元の資金をいかにして増やすか」という視点を常に持ち合わせています。 お金の使い方を考える際には「どのような使い道が効率的に資産を増やすことにつながるか」にプライオリティをおくのです。 自己投資やストレス発散といったプライベートの支出であっても、それが結果的に仕事へのモチベーション向上や生産性向上に繋がるのであれば、積極的にお金を使うべきだと考えているのでしょう。 つまり「自分への投資」が、最終的に新しい資産を生み出せるかどうかがポイント。単なる「浪費」とは大きく性格が異なると言えるでしょう。 こうした価値観を持つ富裕層は、資産運用で投資対象を選ぶ際にも「いかにして資産を増やすか」という明確な目的意識を持ちながら判断しているのです。