花王のバリア技術、ビオレUVブランドに活用 「微粒子まで防ぎたい」「マスク着用」の環境ストレスへ対応
花王は来年2月6日、独自のバリア技術を活用した「ビオレUV」ブランドの新商品を発売する。 「ビオレUV バリア・ミー ミネラルジェントルミルク」は、コロナ禍の新しい生活様式に求められる日やけ止めを追求したもの。 「日やけ止めで守りたいものは、紫外線のみならず、チリ、ほこり、PM2・5、花粉などの微粒子まで防ぎたいというお声が非常に多いことが我々のアンケート結果で分かった」(畠山了樹ビオレ事業部ブランドマネジャー)ことから、同商品には、独自のUVカット&微粒子汚れ付着防止技術を搭載。撥水加工したUV散乱剤のパウダーが肌のキメよりも細かい超微細な凹凸構造を肌の表面に形成することで、強力紫外線を防ぐだけでなく、微粒子汚れが肌に付着するのも防げるようになっている。 一方、「ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス」は、肌表面にキメより微細な凹凸塗膜をつくり可視光を多方面に拡散させる可視光コントロール技術を取り入れて開発された。 「合成着色料を使わずに、粉体の特性を活かして光を効果的に拡散させる。これによって肌に透明感を生み出すベネフィットを実現した」とし、伸ばしやすく身体に白残りしにくいため全身に使いやすく服やマスクへの色移りも気にならないようになっている。 コミュニケーション施策としては、YouTubeで使用感の肌体験を視覚で伝えるデジタルテイスター動画を公開している。 「ビオレUV」の今後の展開については「太陽光プロテクトのみならず、衛生の軸との両輪を強みとした商品開発によって環境ストレス対応ブランドとして、さらに多くのお客様に喜んでいただけるような提案をし続けていきたい」と意欲をのぞかせる。