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県内唯一のサンマ漁船 「勝ち目のない賭け」へ 記録的な不漁も漁に出る理由とは… 静岡

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今年もサンマが、記録的な不漁です。 西伊豆町の県内唯一のサンマ漁船も出漁が半月遅れています。 「勝ち目のない賭け」に出るようなものだとしつつも、27日、出漁準備に入りました。 秋の味覚サンマ! しかし、今年も記録的な不漁で北海道で水揚げされた初物は、店頭で1匹1200円もの値を付けました。 27日朝の安良里漁港。県内唯一の大型サンマ漁船第百三十五豊幸丸は、例年なら既に北の漁場にいるはずですが、まだ港にいました。 乗組員「8月いっぱいは、サバやっていた」 「サンマ」ではなく「サバ」をとっていましたが、27日・・ 第百三十五豊幸丸 藤井晴正漁労長(64)「サンマに行くための支度だけどね。ここらへんサバもいなくなった感じだし・・・」 とうとう、サバもいなくなってしまい、漁労長の藤井晴正さんはサンマ漁の準備を始めました。 豊幸丸が目指すのは、はるか北の漁場。 安良里港を出て北海道花咲港か岩手県大船渡港を経由し、そこから3日半かけてようやくサンマがいるかもしれない漁場に着きます。 燃料代だけで約400万円かかり、氷代、飲食代などの経費を考えると、もし一匹もいなかった時は膨大な損失です。 藤井晴正漁労長「完全な賭けで出る、あまり勝ち目のない賭けと思いながら出ていく」 26日北海道の花咲港で初水揚げされたサンマは去年のわずか1パーセントと厳しいスタートでした。 藤井晴正漁労長「去年も自分の経験則から行くと壊滅的な量だったと思うんだけど」 「このままいったらサンマ絶滅じゃないかという気もしないでもない」 船員は藤井さん含め15人。 水揚げがなければ収入が無くなってしまいます。 藤井さんはサンマ漁の継続に不安を抱えながらも、若い船員たちのためにも何とか漁を成功させ地元にサンマを持ち帰りたいと来週出漁します。

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