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【巨人】原監督、53年ぶり月間20勝ならなかったけど連覇は見えている…9月加速の要因を担当記者が「見た」

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スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 広島4―1巨人(30日・マツダスタジアム)  巨人は広島戦の連勝が4で止まった。1967年8月以来となる月間20勝には届かなかったが、9月は19勝6敗1分け。好調の要因を片岡優帆記者が「見た」。先発の田口は5回3失点で4敗目。8回に岡本が4試合ぶりとなるリーグトップ24号ソロで一矢を報いた。阪神が敗れたため優勝マジックは1つ減って「22」。  最後まで食らいついた。3点を追う9回。抑えのフランスアから2死一、二塁と、一発出れば同点の好機を作った。あと一本は出ず、球団53年ぶりの月間20勝目は挙げられなかったが、原監督は「粘り強く戦えているという点ではいいと思います」と前を向いた。私も同じ感想だった。  試合前まで9月の巨人は19勝5敗1分け。今月最終戦のこの日に勝てば、67年8月以来の月間20勝となる一戦だった。1日から13連戦(1試合雨天中止)、1日空いて9連戦もあった中で一気に加速した。その要因は何だろう―。そんな視点で記者席から試合を見ていると、打者の粘りがその一つではないかと感じた。  相手先発は野村。制球の良い右腕に対し、巨人打線はボール球を簡単に振らない。要所を締め5回無失点に抑えられたが、109球を投げさせて4四球を取った。野村と対戦した打者22人中、8人が3ボールまでいった。選球眼の良さが少しずつ重圧をかけ、ボディーブローのように効いているように見えた。最終的に広島の4投手に計181球を投げさせた。  今季チーム85試合で総四球数はリーグトップの302。規定打席以上で打率トップは岡本の2割8分2厘で、トップ10に巨人の選手は一人もいない。だが四球は坂本がセ2位の49、丸が同3位の45、岡本が10位タイの38と3人が10傑に入る。  吉村作戦コーチは、野村対策について「ストライク・ボールをしっかり見極めて自分のスイングができる準備をしてほしい」とコメントしていた。必要以上に大振りせず次につなぐ意識、粘る意識が全体に浸透。9番の田口も2打席で計16球を野村に投げさせて安打、四球で2出塁した。  規定以上で3割以上の打者が一人もいなくても総得点402はリーグ1位。もちろん同1位の104本塁打など、他にも様々な要因はあるが、四球の多さも大きなポイントだろう。結果的に野村に長いイニングを投げさせず、敗れはしたが紙一重の戦いだった。  9月は吉川尚、坂本、丸、岡本が月間出塁率4割以上で、19勝6敗1分けと貯金「13」を積み上げた。原監督は「まだまだ戦いは続くし、振り返られないね」と話した。やることは不変。チーム一丸で、優勝へのカウントダウンとなる10月に突入する。(巨人担当サブキャップ)

報知新聞社

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