片岡尚之、通算9アンダーでトップタイ 同組・中島啓太の1番イーグルに「朝イチからいいもの見られた」【男子ゴルフ】
◇29日 男子ゴルフ最終戦 日本シリーズJT杯第2日(東京都稲城市、東京よみうりCC) 首位発進した中島啓太(24)が66をマークし、3季ぶりの優勝へ65で回った片岡尚之(26)=CSテクノロジーズ=とともに通算9アンダーでトップに並んだ。 「朝イチから、啓太のいいものを見られました!」。片岡は最終組で共に回った中島の1番イーグルを、目の前で目撃。つられるように、6バーディー、1ボギーと、好プレーを展開した。 爆発的な飛距離はないが、寄せとパッティングの技術はツアー屈指。特にパッティングは2020~21年シーズンに部門1位になったのを始め、常に上位にいる。第2ラウンドでも、ピンチをことごとく小技で脱出。12番では残り20ヤードをチップインで決めた。 賞金ランク22位で、「賞金王争い、めっちゃ見てます。大変そうだな、と。僕は何もないんで、伸び伸びできたます」と楽しんでいる。ところが、自身が優勝争いの主役の1人になってきた。「相手(中島)が相手なんで。3日目も同組なので、いいゴルフを見ながら楽しめます」と、笑った。
中日スポーツ