佐々木朗希に「全30チームが関心」争奪戦へ ウルフ代理人「高校時代からずっとメジャーに来るのが夢だった」右腕の思い代弁
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している佐々木朗希の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が現地時間12月10日(日本時間11日)にウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応した。 【動画】日本人最速の165キロを記録!凄みを増した佐々木朗希のピッチングの映像 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで、ウルフ氏が佐々木について語ったことを投稿。それによれば、佐々木は「全体的な成功という点において、チームがどういった成果をあげたかに注目していた」と話したという。 また、「WBCのチームメイトが何をしてきたかに注目している」とし、「他の日本人選手がメジャーリーグでどのように活躍しているかを見ている」と述べたという。 同メディアは、来週、ウルフ氏と佐々木がMLBチームとの面会を開始する予定であることを伝えている。「最も注目されている投手の一人を、他のフリーエージェントに比べてわずかな金額で獲得することに全30チームが関心を示している」とし、「(ウルフ氏は)何チームと会うかは明らかにしなかったが、リーグの半数以上がササキを直接スカウトするために来日したと推定している。また、すでにプレゼンテーションの提出を始めている球団もあると付け加えた」と記した。 ウルフ氏は「彼(ササキ)は高校時代からずっとメジャーリーグに来るのが夢だった」と、佐々木の思いを代弁した。 同メディアは「あと1か月程で、その夢は現実になる」と結んでいる。23歳の若き右腕が海を渡る日が近づいている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]