日本に「個人資産1億円以上」の富裕層はどれくらいいる?どのような職業の人が多い?
どのような人が個人資産1億円以上保有しているのか?
同調査によると、富裕層に該当する人のうちの約3分の1が事業オーナーであることが分かっています。近年は特に、スタートアップ経営者が将来の富裕層候補として注目を集めているようです。 また同調査では、現役起業家の8割は起業前の事業立ち上げにおいて家族の理解が重要だったと回答し、過半数が家族の理解を十分に得られていたと答えています。将来的に起業家を目指すのであれば、家族の共感を得られるよう家族とよく対話をしておくことをおすすめします。
個人資産1億円以上の富裕層の割合は全体の約2.9%を占めていると推測できる
今回参照した調査では、純金融資産保有額5億円以上の人を「超富裕層」、1億円以上5億円未満の人を「富裕層」と呼び、その合計は日本の全世帯のうち約2.9%を占めていると推測できます。「超富裕層」「富裕層」に該当する人の割合はここ10年で増加傾向にあり、今後どのように変化していくか注目されているようです。 富裕層に該当する人の約3分の1が事業オーナーであり、特にスタートアップ経営者は金融機関から「将来の富裕層候補」として注目されています。起業家として成功するためには家族の理解を得ることが重要なポイントになるため、起業を目指している方は参考にするとよいでしょう。 出典 株式会社野村総合研究所 野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 厚生労働省 2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況 I 世帯数と世帯人員の状況 1 世帯構造及び世帯類型の状況(3ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部